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音ゲーの勧め方のススメ

こんにちは。 くらくらくらんむです。
この記事は釧路高専 Advent Calendar 2019 19日目の記事です。

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ほかの釧路高専生書いてくれ~

初めてのアドベントカレンダーでございます。
この記事ではコナミのアーケード音ゲーで敷居が高い方である(多分) beatmaniaIIDX(通称 弐寺) の勧め方について考察します。
タイトルに音ゲー全般の話をするかのように書いてますが beatmaniaIIDXについてだけ書きます。
あと勧め方のススメと偉そうなこと書いてますが、内容薄いです。許して。 ゆるして。

いきさつ

僕は高専に入学してから兄の影響で beatmaniaIIDX というアーケードの音ゲーにハマりました。

4年間で段位(実力の指標)は六段とあまり上手くないですがとても楽しく遊んでいます。

そんな中、この4年間でできた弐寺友達はなんと

一人

かなしい

あまりにもかなしい。

音ゲーは楽しいし、収録されてる楽曲も素晴らしい。

だからみんなも音ゲーに触れてほしい。

いろいろな友達を誘いました。

でもほとんど増えませんでした。

独りぼっちはさみしいので少しでもbeatmaniaIIDXを遊んでもらえる勧め方を考えてみます。

興味編

そもそも興味がないものを人間はやりたがりません。
強引に「やろうぜ!」とか誘ってもやるはずがないです。
そして、無理やりやらされたものには少なくとも良い印象を持たないでしょう。
まず初めに興味を持ってもらわなければいけません。
ただ、単純に音ゲーの要素で興味を引こうとすると、

「手前に4つの白いボタンと奥に3つの黒いボタンがあって、さらにターンテーブルがあるよ!それを音楽に合わせてタイミングよく押したりスクラッチするゲームだよ!」

全然おもしろそうじゃないですね。 しかも、アーケードの音ゲーはゲームセンターに行かない人は何も想像できません。
百聞は一見に如かずとプレイ動画を見せたところで「難しそう」とか「何もわからない」という感想が返ってくるだけです。

どうしよう。

曲を聴いてもらう

興味を持たせるにはそのものの最大の魅力を見せることが手っ取り早いはず、多分。 beatmaniaIIDX の魅力、それは多彩なジャンルの楽曲が収録されていること。 EDMだったり、ユーロビート、クラシックアレンジ、トランス、世紀末コアといろいろあります。
普段聴かないジャンルを聴くことで興味を持ってくれるかもしれません。

というわけで友人を誘うときはまず曲を聴かせることにしましょう。

最近、POP TEAM EPICやHOT LIMITなどのアニソンやJ-POPが収録されました*1。それも聴かせてみましょう。 知ってる曲なら遊んでみようかなと思ってくれるかもしれません。

僕が誘った人の中には好きな作曲者が弐寺で曲を書いていて、その曲をやってみたいと遊んでくれました。
やはり、好きな曲がある方がよいと思います。

ムービーを見てもらう

beatmaniaIIDXにはムービー*2がプレイ中に流れています。
これもbeatmaniaIIDXの魅力でしょう。

そんなムービー、強烈なもの*3があります。

  • 突如恐竜が踊る

  • 作曲者が座禅組んでノリノリ

  • ジャカルタ(多摩川)でBBQをする

  • カンフー映画が始まる

  • 牧場にUFOが現れて野菜をまき散らしミキサーにかけて牧場主家畜共々 健 H E A L T H 康

なんだか興味が湧いてきませんか?

アプリ音ゲー&他音ゲー経験者

そういえば、唯一の弐寺友達はSDVX*4やCHUNITHM*5を触っていたところにbeatmaniaIIDXを遊ばせたら、すっかりハマりました。
そして、beatmaniaIIDXの話に興味を持ってくれた友人はガルバなどのアプリの音ゲーをやっていました。
もしかしたらアーケードでもアプリでも音ゲーをやったことがあるとスコアを詰める楽しさ、フルコンボの達成感を知っているのでハマりやすくなるのではないでしょうか。

継続編

ここからは興味を持ち、遊んでくれた後の話をしましょう。
一度遊んでもらったらOKというわけにもいきません。 音ゲーは基本的に繰り返しプレーして腕を上げてスコアを上げるものです。 つまり、一回プレーしただけでは面白いと感じない可能性が高いのです。
加えて、アーケードゲーム特有の操作に慣れず、演奏以外の部分で難しいと感じてしまうでしょう。
どうにかして繰り返し遊びたいと思えるほどの魅力を感じさせないといけません。

始め方を教える

多分ここが一番の難関です。
弐寺はアーケードの音ゲーの中でもかなりとっつきづらい部類に入ります。 演奏部分の難しさはどうしようもありませんが、それを置いておくと操作時間が問題となります。
beatmaniaIIDXにはPS4やNintendo swichのように矢印キーや丸ボタン、Aボタンが存在しません。 代わりに演奏で使うターンテーブルで選択して、白いボタンを決定します。
あまり直感的な操作ではないですね。
また、アーケードゲームなのでメニュー画面やら選曲画面で制限時間があります。 画面に表示されている説明を読んでいると時間が足りないです。 さらに、焦ってしまって演奏したい曲を選べないということも起こります。
ここで既に難しい、ややこしい印象を持たれて離れていってしまう原因になります。
遊ぶ前に大まかな流れを説明するといいでしょう。

自由にやってもらう

他人にお勧めしたいぐらいの人なら弐寺において知っておくべきこと、やっておいた方がいいことを十分に理解しているはずです。
例えば、やりやすいようにオプションを設定するとか、この曲は難しいから最初はやらないほうがいいとか。
初心者のプレイを見ているともどかしくなってあれこれ言いたくなりますが、それは控えましょう。
誰かに口出しされながらやってるとどんどん詰まらなくなります。
その人が面白さを見出すまで自由にやらせましょう。
ただ、相手側から「譜面が遅くない?」とか「どうしたら上手くなれるの?」と聞かれたら、ハイスピなどのオプションやシステム、テクニックを一つずつ教えてみましょう。
この段階まで来たらハマってくれているといっても過言ではないはず。
これで弐寺友達が増える...はず...。

結局

まとめると
1. 曲を聴かせて
2. ムービーを見せて
興味を持ったら
3. 始め方を教えて
4. 自由に遊ばせる

この手順を踏めば、少なくとも悪い印象を持たれずにbeatmaniaIIDXを勧めることができるはずです。
人口増えろ~

ところで

なんとこのbeatmaniaIIDX、アプリ版が配信されています。 ちゃんと遊ぶためには月額課金と専用コントローラーが必要ですが、曲を聴くだけなら無料で楽しめます。 是非とも曲を聴いてくれ~
さらに、eスポーツになりました。発表イベントではあの速水もこみちが登場し、実際に遊んでいました。 もしかしたら、速水もこみちが遊んでる音ゲーとして説明して誘えば、興味を持ってくれるかもしれませんね。

*1:原曲ではなくリミックスやカバー

*2:BGAとも呼ばれる

*3:もちろん真面目なやつが大半

*4:サウンドボルテックス 他のコナミ音ゲー

*5:セガ音ゲー